尻尾

たくみさんが膝によじ登ってくると
尻尾しか撮れない。
気ままにしている猫だけど、
一日に一回くらいは、
よじ登ってきます。
剛腕かつ熟練のクライミング技術。
さからえません。
そして肩から膝にかけて、みっちり占領される飼い主…。
あんた、でかいし!
わたくし仕事が!
などなど叫んでもむだ。
ご当人のお気の済むまで、鎮座なさっています。
「猫を飼いたいけど、家をあけることが多くて、かまってやれないからなあ…」
先日、お会いした方がそうおっしゃっていて、
私も一瞬、
「そういやあ、ウチは在宅稼業だから、その点はよかったなあ」
…と思いそうになった…けど…
作家に飼われている猫は、大変だ。
「いちおう本人は目の前にいるけど、
ココロここにありゃしねえ!
たまにチカラ任せに登ってやらねえと、こっちがわに帰ってきやしねえ!」
そんな画策を、猫たちなりに、実は色々やっている気もする。
「あんたの世話は一苦労なのだよ!感謝してクダサイ!」
猫のほうでは、たぶん、きっと、そう思ってる…よなー。

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