きっと大丈夫だ

ご無沙汰すみません。

さすがに「まだまだ」とも言い切れなくなってクリスマスツリー出しました。

前回の日記はちゃんと書けなくてご心配おかけしてしまいましたが、

時間とともに大丈夫になってきました。

メールくださった方、どうもありがとう。

あと遅ればせですが、誕生日のお祝いも、ほんとにありがとうございました。

ちょうど自分の誕生日の当日、

二十年前からずっとお世話になっていた編集者さんが亡くなりました。

私の最初の担当者さんです。

ハイスクール・オーラバスターの一冊めから、『星を堕すもの(後編)』までを、一緒に作っていただきました。

XAZSA、エクサール騎士団、グラスハートのシリーズも、

スーパーファンタジー文庫でのイズミ幻戦記も、

みんな、この方が立ち上げてくださったものでした。

作家としての土台を作ってもらいました。

私にとっては、恩人で、戦友で、「星飛雄馬にとっての星一徹」みたいな人でした。

「飛雄馬が成長するには、星一徹をのりこえて巣立たねばならない。

今回のオーラバスターを最後に、僕は若木さんの担当をやめます。

これからは、あなたの強力なライバルを育てます」

「わかりました、戦いましょう」

というようなことを、当時、話しました。

だから一緒に仕事をしなくなっても、やっぱりずっと戦友だし、どこにいたって星一徹だったのです。

私だけでなく、多くの作家さんに必要とされた、熱心で優秀な編集者さんでした。

おもしろい小説が好きで、いい本を作るのが好きな人でした。

とても早すぎるお別れになってしまったのが悲しくて残念です。

激務がこたえたのだと思います。

うまく言えませんが「小説は、むごいな」と思った。

今年はコバルトの大先輩の氷室先生を亡くしたばかりなので、いっそう思った。

少女小説の最前線で良質な仕事をしようとする人ほど、自分の身を削る。

もちろん私自身はまったく、そんなハイレベルな質量の仕事はできてないのですよ。

ぜんぜん、私にはあてはまらないんですよ…

ただ、ここしばらく、小説をうらんだ。

でも、だめだな、うらんでもなんにもならんよ。

小説は愛するしかない。

今はまだ辛く寂しいですが、そして私は微力ですが、何かを継いでいきたいと思ってます。

私なりの、ご恩返しをしていきたいです。

コバルト文庫編集部、川野俊彦氏のご冥福をお祈りします。

感謝をこめて。

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