猫好きの本好き



著者: 関 由香
タイトル: 島のねこ
うっかりくじけそうなときは、この写真集を見るんだー。
とたんに「ウヒヒッ」とヘンな笑い顔になれる。


著者: 宮沢 賢治, 黒井 健
タイトル: 猫の事務所
ココロの芯の大事なものを思い出したいときは、この物語を読むんだ。
とても悲しくて痛い。
宮沢賢治の作品のなかで、いちばん好き。

友いわく

とある友達(既婚者)が語っていた話。
「うちのダンナさんの心は、猫トイレなの!」
…なんのことやねん。
彼女いわく
「ダンナさんは猫好き&キレイ好きなので、
うちの猫トイレの掃除はたいてい彼がやっているのだけど、
猫トイレのようすを見ると、
機嫌がいいなーとか
煮詰まってるなーとか
そのときの彼の心理状態が、わかるのです!
だから『彼のココロ=猫トイレ』なのです!」
猫トイレ…
それは、いろんなものを映す鏡らしいよ。
気をつけよう…(何に?)
いやしかし、もしかしたら単に、わたくしはノロケ話を聞かされたのかもしれまへん(笑)

定位置・その2

人間の椅子を横取りするのが好き。
しかし、
たくみさんや…
あなた、でかすぎて椅子からこぼれてますが…

定位置

省吾さんの場合…
すみっこが好き。
壁際にくっつくのが好き。
無防備にくつろいでる姿を見られるのは、なんかイヤだ。…なので、カーテンの陰などで、こっそりくつろいでる。
「もう寝ますよー」と飼い主に言われたら、
ベッドのはしっこの壁際のクッションにとびのって
「誰にもこの場所は取らせない!」
と思っている。
いや、そんなところ、誰も横取りしないから…(笑)
なんというか、
きみは、
いちいち疲れやすそうな、難儀な性格をしている猫だねえ…
私がそう言うと、
彼は彼で
「…それは、飼い主が飼い主だし、たくみがたくみだし。われなべにとじぶたというか」
だとか、
哲学的なようなヘリクツのようなコトを言いたげな様子なのだった。