インとアウト

良質のインプットがあってこそ、良質のアウトプットが可能になると思う。

書いてるだけじゃだめ。

うつくしいものを貪り食わないと。

灼熱の音楽を腹に入れる。

真っ赤な石炭みたいに魂の中で燃えさかって、動力になる。

そんな激しい炎があれば

流れ作業のルーティンの作文じゃなく、

結晶のような、一文字一文字を、書ける気がする。

……いや、実際に書けてるかどうかはさておき。「気がする」ってのが大事なんですよ。

だから私には、音楽が必要だった。

(それはたいへん個人的かつ利己的な必要ですが)

そのことを思い出した。

HIATUSをやっと聴いた。

この音は、すごい。

けたはずれだ。

傷口から血を流しっぱなしで綺麗に笑うような音楽だ。

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