不具合とか…

ちと不具合報告を…そのいち。

コメントをいただいても、記事の下に出てるコメント数の表示がゼロのままなのですた。ナゼー。

ただいま原因をば調べていただいております。すまんですー。

ちなみに、コメントそのものは無事に読めておりますので、お気になさらず、普通に書いてやってくださいー。

(数字が変わらないだけだから…。でもなぜ変わらないのだろうー)

わたくしがデザイン変更しすぎたせいかなあ…自責のココロ。昔のデザインに戻してみました。なんとなく。むむむむ…。

不具合報告の…そのに。

トップページのカウンタがヘンです。壊れてるもようですー。ナゼー。

カウンタも撤去かなあ。ますます工事中な感じになっててすみませぬ。

あっそして突然突発アンケートなんですけど

毎週月曜の「小説アーカイヴ」で、ただいま「ラッシュ」を掲載していただいてますが、

「ラッシュ」が終了したら、その次は何を読みたいですか? リクエストありますか?

過去の作品で、現在は入手不可能なもの(で、このブログに掲載可能なもの)を、できるだけ載せていくつもりです。

私の気分的にはエクサールの番外(むかーしファンクラブ誌に載せた)あたりが…候補かな。

グラスハートつながりで「汚れた絆」(むかーし同人誌でだした)もアリかな…。

ブログ用に新作は書けないのですが(現状、そりゃそうですネ…お仕事が先ね)、

「あの話を採録してくれい」といったご要望ご希望ございましたら、コメントまたはメールでお知らせくださいませ。

よろしくですー。

ラッシュ 04

〈2〉
 白い脚をなでた。冷たい肌だった。豚肉の脂肪みたいだ。僕は、乃莉子の両膝のうらがわに顔をうずめた。腿からかかとまで、痣や傷のない、きれいな皮膚だ。ノリコは、この美しい脚に自信を持っている。脚のかたちを崩さないために、家の中でもずっとハイヒールを履いてすごすのだそうだ。
 ノリコは、ベッドにうつぶせになって、煙草を吸っている。ヴァージニアスリムだ。僕は彼女の膝のうらに片方の耳をつけて、肉の少ないふくらはぎをなでた。大理石のヴィーナスを触っている感じだった。
 ノリコは昔、猶斗の使っている女だった。僕はノリコの脚が好きだったから、ご不要になった際に払い下げてもらった。僕は眠るときに枕元にステキな脚があるといいんだ。そう僕が言うと、ノリコは幼めの笑顔で、わあうれしいと言った。ノリちゃんもね自分のアシがとても好きなの。ノリちゃんねえ自分なんかがエージさんの役に立てるならすごくうれしいの。うん、そりゃよかった。
「今夜は美帆ちゃんも梓ちゃんもねえ、ナオの部屋に入れてもらえなかったよ」
 煙を吐いてノリコが言った。
「しゃべりたくないんだって」
 へえ、と僕は答えた。そりゃそうかなとも思った。明日もステージはある。猶斗は喉を壊している。今夜、セットリストのケツから四曲分、ひどい声のままでアンコールまで歌った。不慣れな新人でもないのに、あんな露骨な壊し方は滅多にしない。だから猶斗は傷ついていると思った。
 声帯に注射をうたれて、声が戻ればライブは続行、出なけりゃ中止だ。ボーカルだけ録音済みのテープを使うという案もツアー・プロデューサーから出ていたけれど、猶斗はいやがるだろうなと僕は思った。ロックスターだ。演技の口パクはあんまりだ。
「喉、うんと、痛いのかなあ。ナオ、かわいそうだなあ」
 ノリコは、ぼんやり天井を眺める顔で言った。猶斗に使われなくなっても、彼女たちは猶斗が好きだ。
 それからノリコはうふふと笑った。エージさん足の指に髭さわるとくすぐったいよ。肩をよじらせて笑った。だめだめアハハ。僕はノリコの小指の爪を嘗めた。虹色に光るペディキュアの、石油みたいな味がした。
 
(続く)
※初出 2001年12月「文学メルマ!」

ガンダムと。

カテゴリ(つうかアメブロではテーマと呼ぶのだったスミマセン)の話題のつづき。

唐突ですが、ちょっぴり変えた。

エッセイ→「ガンダム」との闘い

と。

『機動戦士ガンダム』は、戯作者のはしくれとなりし己にとって、偉大な父のようなもの。

そろそろ正面から向き合いたい時だ。

ガンダムと戯れるのではなく、闘うことが我が望み。(いや、闘うっていっても批判するって意味じゃないのよ)

子は親の背中を見て育ち、いずれは親を踏み越えてゆきたいものだと願うのです。

万人認める偉大な作品を前にして、我が身のありさまかえりみず「踏み越える…」とノホホン夢想するのも困ったお馬鹿さんだが、そもそもそんな異形の怪物を(誤って?刷り込みで?)オヤだと思いこんじゃったのが悲劇のはじまりかもしれぬ。

なーんて思いつつ、そのくせ一方で「オヤだからこそ容易に越えられない巨大な壁であってくれ」とも期待しているコドモゆえの身勝手さも抱きつつネ…。

「親は子を選べぬ。子は親を選べぬ」

「…だが、縁、というものがあるではないか」

最近の作品でこんな文を書きましたが、たぶん、これも縁だ。縁ってやつは、しょうがない。

そういったテーマです。

まあ、ぼちぼちと書きます。

台風だけど

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猫も飼い主も
台風がニガテだけど
今回はまあまあ…大丈夫。
風がすごく強いです。
ベランダ側の窓ごしに、いろんな音が聞こえる。びうびうどうどうごとんごとん。
「にゃふー。だるー。ひねもす寝るべし」と
3匹まるまって布団にこもり低気圧を味わっていたが
台風の音もおさまってきたので
音楽をかけた。
すると猫2匹、なぜか行儀良くステレオの前に、ならんで座る。
…「アヴェ・マリア」好き?

ネコのデコ

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「ねこの額」といえば、
「狭い」「ちょっぴり」「ちまい」というのが通説だが
我が家のねこのサイズはアレなのでおでこもアレというわけで、
デコ撫でまくって良いキモチ。
(飼い主以外にはかなりどうでもいい話ですね)
この秋の流行りはベロア素材らしい…ので、
昨日までTシャツだったわたくしも
今日はベロアの服を着て出動。
やべえ忘れてた油断した。
自分への警句としてここに記す…
「ねこの毛を吸いつけまくるよ!秋の服!」
(本人以外にはそうとうどうでもいい話ですね)
(少しは「どうでもよくない」話も書くべきか…)
今日は、
ビーンズ小説賞の選考会だよー。
会場にむかいつつ、これを書いてます。
ドキドキです。
新人賞の選考は、(される立場の人が勿論いちばんたいへんだと思うのですが)
するがわもやはり緊張します。
「すごくがんばってるぞ!」
という、気迫がこもった原稿ばかりだから。
今回も、こちらもがんばるぞ。
楽しみです。