いくつか、懸案事項の結果待ち中。
出版にかぎらず、どんなお仕事でも同じだと思うんですが、
いろいろな立場の人と協力して進めるものだから、
自分ひとりの希望だけでは動きませんな。
ボールを投げて、かえってくるまでの、「待ち」の期間もよくありますわなぁ。
「どうなるかなあ。願いが叶うといいなあ」と思いつつ、
まあその間は、もくもくと淡々と自分の作業をやるが吉ですな。
昔から、「待ったあげくガッカリ」ということは少ないかな。運はいいほうだと思う。
「待てなくてイライラ」は、昔はけっこうあった…反省。
お仕事にイライラは大敵ですよ、なんにもいいことないよ!(とても自戒)
また、それとは別の話で、
「誰にとっても(読者にも作家にも仕事相手にも)幸せじゃない待ち時間」というやつがあって、
これにはちゃんと「いかん!待っちゃダメ!」と気がつかなきゃならんのですが、
昔はけっこう、いやほとんど気がつかなくて失敗したなぁと、
今になって反省するのだった…。
むずかしいっすね。どっちの「待ち」なのか、見極めるのがむずかしい。
多少はましになったかしら。経験はムダにしたくないものだ。
職業小説家になりたい人には「しんどいよ。やめとけ」と言う主義のわたくしですが
(どうせプロになっちゃうような人は、やめろと言われてもあきらめないので、いいのです)
職業小説家になった新人さんたちには、「待ちには2種類あるよ。気をつけよう!」と
今度から言おうと思います。…役に立つのかどうか。
しんどいけど、小説書くの好きだから、今日も書くのです。
みんなそうだよね。