カテゴリー: ポカフカねこばなし

鏡を見たくない時も
ネコを見たらば
自分のありさまが
だいたい筒抜けのバレバレです。

きみたちに、いつもナイスな顔をさせててやりたいのに
日々これ山あり谷あり
落ち着かなくて
ごめんなあ…

と、猫らの耳のうしろを撫でる。
あたたかやわらか。

なんていうか…
今日も明日も、山も谷も、いとしいな。
大丈夫にするよ。
努力するよ。

「くっついちゃって
いいなあ…。
ええい、
飼い主も混ぜろー」

ドスー（迷惑）

という状況の
３秒前。

あのね…
でもね…
それはボイルカーテンなのだよ、
しょうごくん…
（透けます）

耳をすませば
聞こえてくるよ…

「ふすすーふすすーすぷすぷくー」
こちら
たくみさんの鼻息。

「ぐにぐに。ぶうぶう。ぎごがごぎ」
こちら
しょうごさんの寝言。

きみたちの居場所はバレバレだー。
はっはっはー。

と思って、布団の中に話しかけたら、猫すでにドロンと別の場所へ移動ずみだったりもして、
「オイラ…布団相手にひとりで喋ってたのネ…」
なんてこともあったりして…
（たいそう恥ずかしい）

まだまだ
あなどれないのだわー。

そんな気候の今日このごろ。
猫どもは、遊牧民のごとく、我が家のなかをさすらうのだった…
昨日は
「いちばん涼しい場所をひとりじめ！」
今日は
「いちばんあたたかい場所をひとりじめ！」
一貫してないが一貫しているヤツら。

そして飼い主は、かくれんぼのオニになり。
「しょうごーたくみーどこに行ったあー」

本棚の三段めとか
布団の奥底とか
ベッドの下とか
カーテンの裏とか
パソコンの後ろ側とか
洗面所の体重計の上とか…
いろんな場所にヤツらはいるのだった…

いちおう、危ない場所にいたら「だめです！そこは無しです！」と言わなきゃね。
なので、飼い主は猫の居場所を探すのさ…。

とか言いつつ
「どこだあー。触らせろー。撫でさせろー」
…たいがい、本音がだだ漏れておるね。